中国琵琶古箏奏者劉芳の芸術
劉芳(リュウ・ファン)
中国琵琶古筝奏者(ソリスト)

 
コメントやレビューをプレスから

視聴者からのコメント

"中国の伝統音楽に、さして興味があるわけでもないんですけど。
久しぶりに東京へ来る友人がせっかく誘ってくれたし、いろんな人も紹介すると言うし、たまたま仕事がひまだし、それじゃまあと、昨日行って来ました。劉芳という琵琶奏者のコンサート。
琵琶といえば、平家物語の琵琶法師がべおん べおんと鳴らす古い楽器で正倉院の宝物の中にもあるよ、ぐらいの認識しかなく、実際の音色も聞いたことがあるようなないような。その乏しいイメージをそのまま抱えていったら、驚かされました。
まず音色の多彩さ。一弦琴のような他愛ない音で始まったかと思えばギターのような温かみを感じさせ、ある時は三味線のような枯れた音、あるいはマンドリンのような濡れた音。それからウクレレのお気楽な音、ウードの弾力ある音、新春の琴のようなおめでたい音。果てはピアノを思わせる音さえ出すことがある。おお。
奏者の技量も相当なものでした。全体に哀愁や寂しさを帯びた曲調が多く、たとえば烈風吹き荒ぶような覇王別姫の一節などは予想通りではあったけれども、それでも生の迫力はひしひしと身に迫る。伝統的な曲の他に最近の音楽家がつくった曲もあったようで、曲によってはジャズを思わせる部分や、クラシックのハーモニーを感じさせるくだり、南洋の音楽みたいなほんわかエッセンスもあり、次は何が出てくるか?と耳を傾けざるを得ない。
弦は多分4本だと思うんだが、親指でベースラインを引き、残りの指でコードを奏でつつ、そのどれかの指を使ってなおかつメロディラインを乗せる。これはポップスのギターなんかでもやっていることだが、ほんとに一人で弾いてんの?と思わせる音の厚み。聞かせてくれます。
さてこのコンサート、開催されたのはなんとカナダ大使館。なんの関係が、と思うのはこちらの浅はかさで、HPを見たらモントリオール在住だとか。その他、インドや日本、シリア、ベトナムの演奏家とのコラボレーションもやっている、とある。なるほど、聞こえてくる幅広い音の理由がわかりますね。
ともあれ、友人と再会し、友人の友人と出会えた楽しみの他に、思わぬ儲け物をしました。さんきゅーでした。" - 上田大朗(東京、日本)

 

http://ameblo.jp/music-ichiyonohibiki/entry-10198249974.html

"劉芳は今カナダのモントリオール在住ですが、
一年の半分以上は欧米を回ってコンサート活動。
ソロの他に、イ ンドや日本、シリア、ベトナムなど、
さまざまな国の演奏家とのコラボレーションもやっています。
伝統を尊重しつつ、国やジャンルを軽々と越える自由な感覚。
それが彼女の素晴らしい音楽性の源だと思います。

今回のN.Y.コンサートも大成功でした。

劉芳の演奏は圧倒的。
手の動きの早さ、カッコよさに呆然と見とれていました。
哀愁溢れる曲を、時に繊細で優しく、
時にダイナミックに力強く奏でます。
余りの迫力に、何だか不思議な空気の中を漂ってるような気分。
中国の伝統音楽を、改めて誇りに思えました。

200人ほど入るホールは、ほぼ満員。
ワールドミュージックのコンサートでこんなに集ったのは珍しいと、
主催者がおっしゃっていました。

「劉芳の音楽は水晶みたいにビュアでゴージャス」
ある友人の感想ですが、まさにその通りだと思います。
彼女のおかげで中国琵琶が好きになった人も多いはずです。 ...
"

- N.Y.編 その2:中国琵琶 in N.Y. [于 静]:バクスト

ありがとう

2002年10月30日 カナダ大使館シアターのコンサートはカナダ大使館 によって後援された

劉芳の旅行はCALQ によって後援された

 

N.Y.編 その2:中国琵琶 in N.Y. [于 静]:バクスト

 

劉芳に会って来ました 笑 投稿者:jing@中国語下手 2002/10/31(Thu) 23:06 No.203 [返信]  
ただいまーーー

劉芳のコンサートを聴きに東京まで行って来ました。汗

今日 カナダ大使館の人に 
Jing ! Who are you?って聞かれました。笑

yes! Je suis chinoise!って返事しちゃった。爆
なんか めちゃくちゃだ!
っていうか 昨日から混乱中。。。

東京 人が多くて 死にそうだった。

コンサート聴きに来てくれた人、感想お願いします。

ただいま心臓病発作中ーーーなので
 
 
Re: 劉芳に会って来ました 笑 ued 2002/10/31(Thu) 23:35 No.205
さるサイトの掲示板に書いた感想を、jingの了承のもとに流用投稿します。
(笑)

中国の伝統音楽に、さして興味があるわけでもないんですけど。
久しぶりに東京へ来る友人がせっかく誘ってくれたし、いろんな人も紹介すると言うし、たまたま仕事がひまだし、それじゃまあと、昨日行って来ました。劉芳という琵琶奏者のコンサート。
琵琶といえば、平家物語の琵琶法師がべおん べおんと鳴らす古い楽器で正倉院の宝物の中にもあるよ、ぐらいの認識しかなく、実際の音色も聞いたことがあるようなないような。その乏しいイメージをそのまま抱えていったら、驚かされました。
まず音色の多彩さ。一弦琴のような他愛ない音で始まったかと思えばギターのような温かみを感じさせ、ある時は三味線のような枯れた音、あるいはマンドリンのような濡れた音。それからウクレレのお気楽な音、ウードの弾力ある音、新春の琴のようなおめでたい音。果てはピアノを思わせる音さえ出すことがある。おお。
奏者の技量も相当なものでした。全体に哀愁や寂しさを帯びた曲調が多く、たとえば烈風吹き荒ぶような覇王別姫の一節などは予想通りではあったけれども、それでも生の迫力はひしひしと身に迫る。伝統的な曲の他に最近の音楽家がつくった曲もあったようで、曲によってはジャズを思わせる部分や、クラシックのハーモニーを感じさせるくだり、南洋の音楽みたいなほんわかエッセンスもあり、次は何が出てくるか?と耳を傾けざるを得ない。
弦は多分4本だと思うんだが、親指でベースラインを引き、残りの指でコードを奏でつつ、そのどれかの指を使ってなおかつメロディラインを乗せる。これはポップスのギターなんかでもやっていることだが、ほんとに一人で弾いてんの?と思わせる音の厚み。聞かせてくれます。
さてこのコンサート、開催されたのはなんとカナダ大使館。なんの関係が、と思うのはこちらの浅はかさで、HPを見たらモントリオール在住だとか。その他、インドや日本、シリア、ベトナムの演奏家とのコラボレーションもやっている、とある。なるほど、聞こえてくる幅広い音の理由がわかりますね。
ともあれ、友人と再会し、友人の友人と出会えた楽しみの他に、思わぬ儲け物をしました。さんきゅーでした。

 
Papa 素敵な文章どうも サンキュー笑 jing@ただいま 2002/11/01(Fri) 00:58 No.208 <HOME>
お暇の中 わざわざ来てくださて 多謝です。

コンサートの時
私は外でCDを売ったりしていましたので
感想は・・・
大汗
ハイ!一番印象に残った曲は「覇王卸甲」と「十面埋伏」でした。
本当に素晴らしかった!

劉芳のHP:http://www.philmultic.com/
 
+++++++++++++++++++++ 
 
[615] 劉芳さんのコンサート、無事終了 投稿者:sfu 投稿日:2002/10/31(Thu) 00:10:42 [返信]
  このBBSの方達も何名か来てくれてたみたいですが、
劉芳さんのコンサート、おかげさまで盛況のうちに終了しました。
来てくれた人、来れなかったけど気にしてくれた人、
古箏を探すのを協力してくれた人、いろんな人達、どうもありがとうございました。

聴きに来てくれた人、感想書込んでね。

       藤井さん、ayakoさん、皆さんのお陰さまで 投稿者:Jing - 2002/10/31(Thu) 22:52:39

劉芳のコンサート無事終了しました。
藤井さん、ayakoさん 昨日本当にお疲れ様でした。
いろいろ どうもありがとうーーーー 
皆と会って話せて本当に楽しい一時でした。

感想はまた書きます。
とりあえず 眠たいーー

       Re: 劉芳さんのコンサート、無事終了 投稿者:Rieko - 2002/11/01(Fri) 20:51:20

素敵なコンサートでした。ご案内ありがとうございました。
中国楽器は、映画の挿入曲くらいでしか耳にすることがなく、
あのように指の動きまで見られる距離で生音で聴けてよかったです。
やはり生は音の繊細な表情が感じられるような気がしました。
楽器の構造がよくわからず、どうやって音を響かせているかと
思っていたのですがsfuさんの後日の解説で納得しました。

       Re: 劉芳さんのコンサート、無事終了 投稿者:ayako (HaLo) - 2002/11/01(Fri) 21:12:26

良かったよね。
カナダ大使館のホールもいいホールだったし、演奏もとっても繊細で、時にダイナミックで素敵でした。
すっかり仲良くなったので、そのうちにHaLoにも参加してくれることが決まっています(笑)。
今日、勢いで、彼女の中国の実家に12月に遊びに行くことを決めてきちゃいました。南部の小さな町、昆明らしい。
楽しみ、楽しみ。

       今日無事に会いましたね 笑 投稿者:Jing - 2002/11/01(Fri) 22:53:13

本当によかったです。
皆仲良くになってぇ

12月中国に行くですか?
その時、もしわたし中国に居たらうちにも遊びに来て下さいねぇ。
何も無い田舎ですが食べ物だけが美味しいです。(笑)
実家の電話番号後ほど教えますねぇ。

劉芳もHaloに参加しますか?
凄く楽しみです。
嬉しいーー

       昆明 投稿者:sfu - 2002/11/03(Sun) 13:23:27

ayakoさん、昆明はそんなに小さな街じゃないですよ。
街中はとても近代的な都会で、行くと驚くと思うな(笑)。

ちょっと覚えてる限りで説明すると(間違ってたら誰か教えて下さいね)、
昆明(Kun Ming)は、中国雲南省の省都で、広い雲南省のほぼ中央部の高原の街です(確か標高2000m弱)。
雲南省は中国最南部。真下(南)は、ベトナム、ラオス、ビルマ(軍事政権はミャンマーと呼ぶ)と国境を接し、
西がチベット自治区、北が四川省、東北が貴州省、東が広西チワン族自治区です。
雲南省の西のチベット自治区に接した辺りにも確かチベット族の人達の自治区があったはずです(うろ覚え)。
雲南省自体が少数民族の人達が多く、幾つかの自治区で成り立っています。

ところで、せっかく雲南まで行くなら、ちょっと足を伸ばしてチベットも行けば?

ま、行ったら「from ayako」よろしくね(笑)。

それとJingさん、劉芳さん紹介してくれて、ホントにありがとう。

       流石藤井さん! 投稿者:Jing - 2002/11/04(Mon) 15:43:45

中国人より中国の事詳しいねーー

昆明は有名な観光町で四季如春と言われてますね。
春城昆明ーーつまり一年中に春みたいに温かいですから。

昆明には26の民族が住んでいるらしい。
いろんな民族の踊り見れるから
私も行って見たいです。

藤井さん行った事があるね、凄い!
チベットにも行ってみたいなぁーーー

       Jingさんも昆明へ(笑) 投稿者:sfu - 2002/11/04(Mon) 17:27:58

Jingさんも昆明お出でよ!
って、自分チみたいですけど(笑)。

そんで劉芳さんも誘ってJingさんチへ行くってのはどう?

ayakoは欲張りなんで、どっちへも行きたがってるよ(笑)。

中国国内だけでもすごい距離の移動ですけど。
ホント、中国って広いですねー。

僕はずーっとずーっと遠い祖先がモンゴル系というか、
満州里辺りにいた人達なんで、なんかすごく懐かしくも大好きな国です。
その辺りへもまた行きたいなぁ。

       コンサート感想 投稿者:Jing - 2002/11/05(Tue) 12:05:36

うちは何もない田舎ですので劉芳たち来てくれないしょうね。涙
本当に何も無いところです。ううう
で 
コンサートの感想は・・・
実はその時
私はCDの事ばかり考えていましたので。。。汗
一緒に行った日本の友人ーuedさんの感想を本人の了承のもとに転載します:

・・・ ・・・
まず音色の多彩さ。一弦琴のような他愛ない音で始まったかと思えばギターのような温かみを感じさせ、ある時は三味線のような枯れた音、あるいはマンドリンのような濡れた音。それからウクレレのお気楽な音、ウードの弾力ある音、新春の琴のようなおめでたい音。果てはピアノを思わせる音さえ出すことがある。おお。

たった一本の琵琶がこれだけの表情を出せるのも、ひとえに奏者の技量の成せる技でしょう。全体に哀愁や寂しさを帯びた曲調が多く、たとえば烈風吹き荒ぶような覇王別姫の一節などは予想通りではあったけれども、それでも生の迫力はひしひしと身に迫る。伝統的な曲の他に最近の音楽家がつくった曲もあったようで、曲によってはジャズを思わせる部分や、クラシックのハーモニーを感じさせるくだり、南洋の音楽みたいなほんわかエッセンスもあり、次は何が出てくるか?と耳を傾けざるを得ない。

弦は多分4本だと思うんだが、親指でベースラインを引き、残りの指でコードを奏でつつ、そのどれかの指を使ってなおかつメロディラインを乗せる。これはポップスのギターなんかでもやっていることだが、ほんとに一人で弾いてんの?と思わせる音の厚み。聞かせてくれます。

・・・ ・・・
 

 

2001/03/31 (土) 今日の日記 その2
今日のメインイベントは
楽しみにしていた劉芳のソロコンサート

一緒に行く約束をしていたS女史とTちゃんと待ち合わせして
会場となっている教会へ
早速、Rishengに会った
ずいぶん長いことお互いを知っている友達のような
そんな再会だったのだ

劉芳は、今日は古典も含めて琵琶の曲と
古琴の曲を演奏してくれた
みっちり2時間、
不思議な琵琶の音と
琵琶よりも低く、まろやかな音を出す琴の音に身をゆだねる

人間の記憶ってすごく不思議だ
そんな映画を見た直後だったからかもしれないけど
そんなことを考えた

劉芳の音楽は
いつも私に子供のころのことを思い出させる

あ、そんなこともあったなぁというような
思いがけないことが
脳みその奥の方から出てくる

子供のとき、遊んだ公園の様子や
一緒に遊んだ近所の友達
それが実際にあったことなのか
勝手に作り出している世界なのかわからないけど
懐かしい気分になる

知りもしないくせに
お父さんの子供時代の風景まで目に浮かんできた
不思議な体験だ

会場は満員だった
小さな教会の礼拝堂だけれど
アジア人でいっぱいになっていた

コンサートが終わったら
約束通り、劉芳、リシェンたちと飲みに行った
土曜日の繁華街で入れる店が少なかったので
結局タイ料理のレストランで一杯ずつ飲むことで落ち着いた

そこでは日本語、英語、中国語が交じり合って
お互いの言葉のこと
音楽のことなどを
楽しくおしゃべりした
久しぶりにこんな会話をしたなと
とても満足。

劉芳は英語が苦手なようですごく静かにしていたけど
たまに私が下手な中国語で話し掛けると
「あなたの中国語はかわいい」とニッコリ笑ってくれた

劉芳は可愛い
コンサートの時に来ているチャイナドレスのイメージと違って
ジーンズにセーターという格好になると
やっぱり私達と同年代のかわいい女の子になるのだ

それにしてもいいカップルだ
彼らは月曜日からレコーディング
その後はベトナムへコンサートに行って
ヨーロッパでのコンサートも控えているという

数ヶ月の旅が続くようだ
体に気をつけて
いい出会いがありますように

http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=43698&log=200103